裾野市の会社様から「古い金庫を開けてほしい」というご相談をいただき、現場へ伺ってきました。
話を聞くと、もう使っていない金庫とのことでしたが、中身を確認したいということでのご依頼でした。
現場に到着してまず感じたのは、かなり年季の入った金庫だということ。
見た目からしても50年〜60年ほど経っている印象で、幅も60cmほどある、なかなかの大型サイズでした。
最近の耐火金庫とは少し違って、昔ながらの“カラクリ系”の構造をしているタイプでした。
こういう金庫、実は裾野市でもたまに見かけます。
会社や古い事務所などにそのまま残っていることが多いんですよね。
今回の金庫の状態について
今回の金庫は、耐火金庫というよりは機械式のロック構造が複雑なタイプでした。
ダイヤルと鍵の両方でロックする仕組みです。
まずはダイヤルを慎重に合わせていきます。
古い金庫の場合、このダイヤルの精度がズレていることも多いので、少しずつ感覚を見ながら調整します。
今回は比較的スムーズにダイヤルは合いました。
ここまでは順調です。
ただ、問題はここからでした。
鍵の部分です。
ダイヤルは合っているのに、鍵がうまく回らない状態でした。
明らかに内部で引っかかっているような感触です。
この時点で、シリンダー内部の故障を疑いました。
古い金庫でよくあるトラブル
こういった古い金庫でよくあるのが、内部の劣化です。
長年使われていない金庫ほど、この傾向が強いです。
具体的には、
- 内部のサビ
- グリスの劣化
- 部品の固着
- 鍵穴内部の摩耗
などが原因で正常に動かなくなります。
今回も、長期間使用されていなかったとのことでしたので、その影響が出ていると感じました。
特に裾野市は湿気や気温差もある地域です。
こういった環境も、金庫の内部状態に少なからず影響します。
今回の開錠方法
今回はお客様から「壊してもいいので開けてほしい」と事前に了承をいただいていました。
そのため、通常の開錠方法だけでなく、破壊を含めた対応を検討しました。
ダイヤルは合っているため、問題は鍵側です。
そこでシリンダー部分に絞って作業を進めることにしました。
結果として、シリンダーの一部を破壊して内部のロック機構を解除する方法を取りました。
この方法であれば、金庫全体を壊さずに開けることができます。
作業自体は慎重に進めながら行いました。
所要時間は約30分ほど。
比較的スムーズに開錠することができました。
実際に開けてみて感じたこと
開錠後に内部の状態も確認しました。
やはり内部にはサビが見られ、動きが悪くなっている箇所もありました。
こういう状態を見ると、「開かなくなる前に依頼してもらえて良かったな」と思います。
完全に固着してしまうと、もっと時間がかかるケースもあります。
場合によっては大掛かりな作業になることもあります。
今回はダイヤルが生きていたこともあり、比較的スムーズに進みました。
こういうケースは正直、少し安心します。
現場で感じたリアルな空気感
今回の裾野市の現場は、会社の一角に置かれていた金庫でした。
周りには昔使っていたであろう備品や書類も残っていて、時間が止まったような空気感でした。
お客様も「中に何が入ってるか気になるんですよね」と少しワクワクした様子でした。
こういう現場、結構あります。
開けてみるまで分からない感じ。
こちらとしても少し緊張します。
無事に開いた時は、お客様と一緒にホッとしました。
「こんなに早く開くと思わなかった」と言っていただけたのも印象的でした。
よくある質問
Q. 古い金庫でも開けられますか?
状態によりますが、多くのケースで開錠は可能です。ただし内部の劣化状況によって方法は変わります。
Q. 壊さずに開けることはできますか?
ダイヤルや鍵の状態によっては非破壊で開けられることもありますが、今回のように一部破壊が必要なケースもあります。
Q. 長年使っていない金庫は開かなくなりますか?
内部のサビや固着により動きが悪くなることはよくあります。久しぶりに使う際は慎重に操作するのがおすすめです。
Q. 金庫の中身は取り出した後どうすればいいですか?
今後使わない場合は処分を検討される方も多いです。使用を続ける場合は点検しておくと安心です。
まとめ
今回は裾野市で対応した古い金庫の開錠事例をご紹介しました。
50年以上前の金庫でも、状態によっては比較的スムーズに開けられることもあります。
ただし内部の劣化やサビの影響で、思ったより手間がかかることも少なくありません。
「ダイヤルは合っているのに開かない」
そんな場合は、鍵部分のトラブルが原因になっていることもあります。
今回も結果的にはシリンダーの故障が原因でした。
無事に開けることができて、お客様にも喜んでいただけて良かった現場でした。
古い金庫は開けるタイミングも大事です。
完全に固着する前に対応できるとスムーズなことが多いです。
気になる場合は無理に触らず、様子を見ながら判断してみてください。
